「アクセスは増えているのに問い合わせにつながらない」「どのページを改善すべきか判断できない」——こうした悩みの多くは、データの見方が定まっていないことが原因です。本記事では、Webマーケティング担当者が最低限おさえるべき GA4(Google アナリティクス)と Search Console(GSC)の使い分けと、集客の”伸びしろ”を見つける手順を解説します。
GA4とSearch Consoleは役割が違う
両者はよく混同されますが、見える範囲がまったく異なります。
- GA4:サイトに来た後の行動(セッション・ページ閲覧・コンバージョン=問い合わせなど)を計測します。「来訪者が何をしたか」を見るツールです。
- Search Console(GSC):Google検索での見え方(検索クエリ・表示回数・クリック・CTR・平均掲載順位)を計測します。「検索でどう見られているか」を見るツールです。
集客改善は、この2つを合わせて「検索で見つかっているか(GSC)→ 来訪後に成果につながっているか(GA4)」という流れで読むのがコツです。
まず見るべき5つの指標
- セッション数(GA4):全体の集客ボリューム。前週・前月比で増減を追う。
- コンバージョン率 / CVR(GA4):問い合わせなどの成果 ÷ セッション。集客の”質”を表す。
- 表示回数(GSC):検索結果に表示された回数。検索での露出量。
- CTR(GSC):表示に対するクリック率。タイトル・説明文の魅力度。
- 平均掲載順位(GSC):検索順位。上位化の進捗。
“伸びしろ”の見つけ方
① 表示は多いのにCTRが低いクエリ
検索には出ているのにクリックされていない状態です。記事タイトルとディスクリプション(説明文)を、検索意図に合わせて書き換えるだけでクリック数が伸びます。最も費用対効果の高い改善ポイントです。
② 掲載順位が11〜20位のページ
あと一歩で検索1ページ目(上位10位)に入る候補です。見出しの追加・情報の網羅性・内部リンクの強化で、上位化を後押しできます。
③ 流入はあるがCVが0のページ
集客はできているのに成果につながっていないページです。CTA(行動喚起)やフォームへの導線を見直します。CVR改善については広告レポート自動化の記事やコンバージョン改善の観点も参考になります。
週次で回すPDCA
データは”見て終わり”では意味がありません。おすすめは週1回、以下を回すことです。
- 先週のセッション・CVR・検索表示の増減を確認
- 伸びしろ(低CTR・11〜20位・CV0)を1〜2件ピックアップ
- タイトル修正/記事追記/導線改善など”1手”を打つ
- 翌週に効果を検証
この積み重ねが、広告費に頼らない安定した集客基盤をつくります。SEOとAIO(AI最適化)の関係についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
データ活用を仕組み化するなら
とはいえ、毎週GA4とGSCを開いて指標を集計するのは手間がかかります。私たち Digitaleyes では、GA4・Search Console のデータを自動で集約し、「アクセス数・CVR・検索パフォーマンス・改善のヒント」を週次でメール通知する仕組みを構築しています。データの収集・可視化を自動化し、担当者は”改善の実行”に集中できます。集客・CV改善の自動化にご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。
